「北斗旗」 とは大道塾が主催する大会の名称で、 「北斗旗・全日本体力別選手権大会」 と
「北斗旗・全日本無差別選手権大会」 があります。
体力別大会は毎年春に大道塾発祥の地である仙台市の宮城県スポーツセンターで開催され、
無差別大会は毎年秋に東京の国立代々木第二競技場で開催されています。
体力別大会は、身長と体重を合わせた 「身体指数」 により5つの階級に分けて競技が行われます。
北斗旗ルールは、道着を着用し、顔に軽量のマスクを付け、打撃技を中心に、投げ技や寝技も認められる競技です。
大道塾では、グローブではなく素手での打撃というこだわりと、競技の安全性への配慮により、
スーパーセーフが利用されています。
大会の名称は、世の中に 「全日本」 の名を冠した空手の大会が乱立する中で、
空手会の混迷を危惧する点から、別の名称として 「北斗旗」 という名前が用いられるようになりました。
広い夜空において、ほとんどその位置を変えないで光り輝いている北極星の位置を指し示す北斗七星。
北極星を唯一厳然たる位置を持った不動のものである全日本大会と考え、その方向を指し示し、
現在の位置、現在の自分の力を知りえる大会であるという思いを込めて 「北斗旗選手権」 が誕生しました。
現在は春、秋の全国大会以外に、定期的に世界大会が開催されることになりました。 この世界大会は
2001年の秋に第1回大会が開催され、今後4年ごとの開催が予定されています。